2020年10月6日
oray Composite Materials America社(CMA社)

新型コロナウイルス感染症関連安全対策と地域社会への寄付

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中、CMA社では新たな安全対策の導入や従業員への個人用保護具(PPE)の提供などを通して、従業員とその家族の安全を最優先に考えた取り組みを続けています。
 感染予防策としては、在宅勤務、時差勤務に加え、新しい行動様式を通じたソーシャルディスタンス(社会的距離)の保持を行っています。従業員がソーシャルディスタンスを常に意識できるよう、共用エリアには張り紙などを設置。また、「手指消毒ステーション」を新たに設置し、街中で入手困難となっている消毒液を各自の容器に補充し、自宅にも持ち帰れるようにしました。
 また、全員に洗濯可能な布製のマスクを支給したのに加え、社内に入る際は取引先も含め全員が非接触型体温計で体温を測定することとし、食堂や事務所などの共有エリアは定期的な清掃を行っています。また会議の規模を縮小し、代わりにビデオ会議ツールの活用を推進しています。
 生産現場では、従業員は出退社の際に互いに安全な距離を保てるよう、また複数の人が同時にタイムレコーダーに近づくことがないよう、各自の携帯電話のアプリを使って出退社の記録を管理できるようにしました。
 Decatur工場では、3Dプリント技術を使用したマスクフック(マスクの紐につけて、耳が痛くなるのを防ぐもの)の生産を開始し、これまでに生産した数百個は従業員の他、家族や友人に配布しました。また、Tacoma本社・工場では、地元の学区と提携しマスクの寄付活動に参加し、従業員による手作りの布マスクを含め496枚のマスクを地元のボランティア、教師、行政機関に寄付しました。(総務部 Emily Tolle 記)

Tacoma工場に設置された、手指消毒ステーションの一つ

Decatur工場で生産されたマスクフック

Tacoma本社・工場の地元学区に寄付したマスク