2020年6月16日
Toray Plastics (America)社(TPA社)

新型コロナウイルス感染症拡大で社内対策実施と共に地域社会にも必要物資を寄付

 TPA社では、この数ヶ月、新型コロナウイルス感染症の大流行というかつてない事態に、慌ただしく対応してきました。
 当社では、従業員とその家族の安全を第一に考えつつ、事態の進展を見守りながら、Brandmeier社長の指揮の下、従業員に適切な物資を提供できるよう、早くから準備を進めてきました。米国の状況が深刻さを増す中、状況を注意深く観察し、従業員とその家族を守るためにより強力なガイドラインの実施を継続。そして、職場を安全で衛生的にするために必要な物資や個人用保護具の入手に総力を挙げて取り組みました。
 当社の安全チームと人事チームでは、出社時の従業員の新型コロナウイルス感染症の症状確認も開始。従業員たちは、自分たちの安全を守るためにこのような措置を実施していると理解し、協力してくれました。
 また、従業員の安全確保のための必要物資の調達を進める一方で、地域社会に対しても、状況が悪化していく中で私たちができることはないか検討し、従業員用に確保した在庫の中から、N95マスク850枚、防護服500着、靴カバー33,000組を地元ロードアイランド州や隣接するコネチカット州、マサチューセッツ州の緊急事態管理局と救急隊員などの緊急対応要員に寄付しました。
 TPA社は、こうした状況が続く限り、今後も全力で東レの「人を大切にした」「安全第一」の文化や「地域社会との共生」といった伝統を守り続けていきたいと考えています。

地域社会に寄付をしたN95マスク(左)や防護服(右)