沿革
1999年 10月
韓国にToray Saehan社(現 Toray Advanced Materials Korea社)を設立
東レと韓国との関わりは、日韓国交回復前の1963年にKorea Nylon社(現KOLON社)へナイロン製造技術を供与した時に始まります。1999年10月にはSaehan社の繊維、フィルム部門を買収し、同社との合弁でToray Saehan社を設立、2008年1月に東レ100%出資としました。2010年5月には社名をToray Advanced Materials Korea社とし、これを発表したソウルでの記者会見で当時社長の榊原定征は「韓国で40年以上にわたって経済成長を支えてきたポイントは、企業として短期的な利益を求めるのではなく、長期的視点をもって経済・社会とともに発展していくのだという、東レの経営思想であろう」と述べています。