研究開発組織

E&Eセンター

E&Eセンター(Environment & Energy Center)は、グリーンイノベーション事業を加速させるための施策の一環として、環境・エネルギー分野の研究・技術開発力の強化を目的に、2011年1月に設立されました。

東レはE&Eセンターを、グループ全体にまたがる環境・エネルギー分野の技術連携拠点と位置付け、当該分野の研究・開発機能を戦略的に融合することで、グループ総合力を活かした技術開発力を抜本的に強化し、新事業の創出・拡大を推進していきます。また、E&Eセンターは、2009年に発足した社長直轄組織の地球環境事業戦略推進室と連携し、当該分野で必須となるオープンイノベーション(外部連携)を推進するとともに、ダイナミックな事業創出とビジネスモデルの革新を加速します。

E&Eセンター

環境・エネルギー開発センター

E&Eセンターの基幹組織となる「環境・エネルギー開発センター」(滋賀県大津市瀬田工場内)では、太陽電池、リチウムイオン電池、燃料電池をはじめとする「新エネルギー」関連部材や、バイオマス資材、省エネ資材等の「新規環境資材」の事業創出とその拡大を重点テーマに設定し、技術開発戦略の企画から技術開発の実務、テクニカルマーケティングまでを総合的に推進していきます。また、「環境・エネルギー開発センター」内の「新エネルギー・ラボ」には、太陽電池部材の処方開発、モジュールの試作・評価、発電状態での実証評価、燃料電池部材の試作・評価、セルでの発電評価まで、一貫した試作評価機能を備えており、ここで得られたデータや知見を部材開発に応用していきます。

太陽電池部材のフィールド評価設備

太陽電池部材のフィールド評価設備

太陽電池

太陽電池モジュール 試作設備太陽電池モジュール 試作設備

お客様のニーズに沿った革新高性能部材を創出するため、材料の試作・評価に加え、太陽電池モジュールの試作・評価・実証の機能を整備し、“バックシート用フィルム”などの部材開発を進めています。

太陽光発電のグリッドパリティ※達成に貢献し、再生可能エネルギーの拡大につながるよう、高耐久性・低コスト化を実現する材料を開発していきます。 ※グリッドパリティ:既存電力のコストと等価になる点

燃料電池

燃料電池 発電評価設備燃料電池 発電評価設備

燃料電池の発電特性向上・低コスト化を実現する高性能部材を創出するため、部材の試作・評価設備、燃料電池セルでの発電性能評価設備を導入し、“固体高分子形燃料電池用の電極基材”などの開発を進めています。

今後普及・拡大が見込まれる燃料電池に対して東レグループが貢献できるよう、グループの総合力を結集した技術開発を進めていきます。

化学防護服

化学防護服化学防護服

東レグループが保有する繊維、フィルム等の先端材料や、これを複合させる高次加工技術を駆使し、働く皆様の「環境」「安全・防災」「健康」に貢献する、新たな化学防護服の開発に取り組んでいます。

“暑さ”や“蒸れ”といった従来の化学防護服の課題を解決する“高通気性防護服”や、“防水・高透湿防護服”を開発し、福島県の除染現場などでご採用いただいています。