「命」を支える医療機器を
世界中に届ける

中根 正之
薬事 / 開発薬事室 / 2005年入社

「敗血症」という生死に直結する疾患に対して使用される医療機器の海外展開を担当しています。取扱製品が医療機器ですので、製造・販売だけでなく、製品の改良や新規開発、また新たな国での発売など、全てにおいて各国の薬事法関連規則の制限を受けます。そこで、医師からの要望に基づく製品改良を技術・生産関連部署と連携し具現化するために、日本の規制当局(医薬品・医療機器総合機構)から改良許可を取得すること、また、新たな国へ新規展開する際に現地の薬事関連規制を調査し、その要求事項に合致させながら担当製品の輸入許可を取得することが私の役割になります。

「生死」に直結する疾患を治療対象とした医療機器のため、規制当局から非常に難しい検証を要求されることも多くあります。有効性や安全性に関して、化学的・物理的・生物学的または臨床的な角度から複合的に様々な検証を実施してハードルを一つひとつ越えていかねばならない「難しさ」や、そのためにとても幅広い知識を要求される「厳しさ」を伴う仕事です。しかし、ハードルをクリアし、病院などの臨床現場に製品を届け、患者さんの「命」を支える手助けができる仕事でもあり、それは何ものにも代えられない「やりがい」につながります。
医薬・医療材事業では、東レの基幹事業で培った様々な技術や成果を利用することで、これまで存在し得なかった新たな治療方法を提供していくことができます。私は医師ではないので、患者さんの治療に直接携わることはできませんが、「命」を支える製品を改良することや、一日も早く多くの地域に広めることで治療の高度化、迅速化に貢献することができ、結果的に多くの人の「命」を支える手助けができると考えています。