一つでも多くの新製品を
世に送り出したい

坂本 光隆
研究 / フィルム研究所 / 2007年入社

一つの素材で幅広い産業と携わることができ、また、材料の進化により最終製品の底上げが可能であるといった素材メーカーの立ち位置に魅力を感じ、入社を決めました。
フィルム研究所ではポリマー設計や製膜プロセス、加工技術をもとに、フィルムの新製品開発を行っています。その中で、家電や自動車などの構成部材に色や模様、機能性などを付与する、"成形加飾"と呼ばれるフィルムの開発を担当しています。業務内容はパイロット装置を使用したフィルム製膜実験・性能評価、特許業務などが中心ですが、営業部署と一緒にお客様に開発品の提案を行ったり、技術部署と協力して生産機での試作準備を行ったりと、他部署との連携も多いです。自分で製膜したフィルムを直接お客様に評価してもらい、結果をフィードバックしながら製品の組成や製造プロセスを絞り込んでいく過程にやりがいを感じています。
一方で、パイロット実験は装置組立からサンプル評価完了まで相当期間と工数がかかり、失敗すると時間、費用ともに大きな開発ロスになります。そのため、状況次第では実験中にテスト水準を変更することも多く、判断の難しさをいつも感じています。その「難しさ」が最先端の研究開発の醍醐味でもあり、「難しさ」を乗り越えたその「楽しさ」を上司、同僚達と共有しながら、毎日充実した日々を過ごしています。

当社は時代に合わせて変革をしながら成長してきた会社なので、たとえ将来産業構造が大きく変わったとしても、新しい形で貢献できるポテンシャルがあると感じています。私個人も、東レが長年培ってきた要素技術をさらに深化させながらも、自分の経験した分野や技術だけに固執することなく、素材が新しい形で時代に適応していくための力になりたいと思っています。