自分の技術で、
新しい製品を生み出し続ける

繊維加工技術部 テキスタイル技術室
2011年入社
酒井一考

優れた製品を開発するために、
その元となる素材を手がけたいと思い入社を決めました。

前職について

インナーウェアや下着、パジャマなどを手がけるアパレル製造メーカーに勤務していました。染色現場にて量産技術の確立、品質管理を手がけ、その後事業開発本部にて、新規素材加工・開発などのプロジェクトに携わりました。

東レへの入社理由

前職で経験を積む中で、優れた製品を開発するためには、その元となる優れた糸の開発が必要であるということを痛感しました。最終製品の開発だけでなく糸の開発も手がけてみたい、そして挑戦するならグローバルに広がるより大きなステージでやりたいとの想いが強くなり、東レへの入社を決意しました。

2年の月日を費やして開発した製品で挑んだ展示会。

現在の仕事内容

現在は新しい機能を備えた糸・生地の開発を担当しています。営業などの社内の関係部署だけでなくお客様とも密にコミュニケーションを取って、市場から求められる革新的な製品を生み出せるように日々努力しています。

東レで働く中で大変だったこと・やりがい

2015年度春夏シーズン向けに2年間かけて機能性ナイロン素材を開発しました。私は開発責任者としてチームを率いてきましたが、素材に相反する機能を持たせることは簡単ではありませんでした。何度も試作を繰り返してようやく完成した素材が展示会に並び、お客様から賞賛の言葉をいただいたときの感動は忘れることができません。

東レだからこそできたこと

東レは1951年にナイロン原糸の本格生産を始めてから今日まで、様々な分野に向けて素材開発を進めてきました。社内に蓄積された知見を活かして新しい素材開発に取り組むことができる環境は、技術者にとって理想的と言えます。先人たちの叡智と自分の技術で、これからの東レの歴史を紡いでいきたいです。

貪欲に次のフィールドへ。

東レで今後やりたいこと

もっともっと新しい製品を世の中に出していきたい。そのために自分の技術を深めていきたいと思っています。一つの成功で満足することなんてありません。いずれは海外にも出て、世界を見てきたいと思っています。お客様からのオーダーに対して"糸"からいじることのできる東レでは、まだまだできることがたくさんあります。貪欲に、次のフィールドを目指していきます。

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