2010年4月26日
弊社榊原定征社長の韓国「金塔産業勲章」受章について

崔Q煥(チェ・キョンファン)知識経済部長官から
勲章を授与される榊原社長(右)
この度、東レ株式会社代表取締役社長 榊原定征は、東レグループを代表して、大韓民国が産業人に対して授与する勲章としては最高の栄誉である大韓民国勲章「金塔産業勲章」を受章致しました。
贈呈式は4月23日、大韓民国ソウル市にある「新羅ホテル(Hotel Shilla)」において、東レセハン株式会社の創立10周年記念式典に先立って執り行われ、同国の崔Q煥(チェ・キョンファン)知識経済部長官から榊原社長に対して勲章が授与されました。
榊原社長は2002年6月に弊社の代表取締役社長に就任して以来、グローバルな事業拡大を基本方針として、「先端材料で世界のトップ企業を目指す」との高い志を掲げ、炭素繊維複合材料、電子情報材料、水処理膜など先端材料事業の拡大を推進して参りました。今回の受章は、東レグループによる1963年以来47年間にわたる韓国への直接・間接の資本投資や技術移転、並びに良好な企業労使関係の構築など、長期的な視点に立った経営により、韓国の経済・産業の発展に多大な貢献を果たしてきた実績を高く評価された結果です。
「産業勲章」は、韓国の国家産業発展に寄与した功績が明らかな者に授与されるもので、「金塔」はその最高位となります。
東レグループの韓国での事業活動は、1963年にコーロン社の前身となる韓国ナイロン社へのナイロン製造技術の供与に始まり、1971年には同社に出資、以来40余年にわたって継続的に経営に参画して参りました。1972年には三星グループの中核企業であった第一合繊へ資本参加し、また1987年には大韓精密を設立、1995年には、三星グループとの間でIT素材・部材の合弁会社STECO社および、STEMCO社を設立しました。1999年にはセハン社から繊維・ポリエステルフィルム事業を継承して、東レセハン社を設立しています。
これらの事業分野は現在、繊維・フィルムに加えて、広範なIT・環境・エネルギー関連素材に及び、東レから多くの先端技術の移転を伴い、1995年以来、過去15年間の直接投資額だけでも約1兆2,000億ウォン(約1,000億円)に上っており、韓国政府による先端材料・部材の国産化政策の推進に呼応すると共に、産業基盤の高度化と雇用の確保、日韓企業連携における健全な労使関係モデルの形成などを通じて、韓国の経済・産業の発展に寄与して参りました。
さらに、2008年には高麗大学内に先端的な基礎研究を共同で行う目的で「尖端材料研究センター」を開所するなど、新たな先端技術の創出および研究・技術人材の育成により韓国の国家競争力の向上にも貢献しており、現在、韓国東レグループ6社の合計売上高は約1兆4,000億ウォン(約1,200億円)、雇用する従業員数は約2,300人の規模となっています。
東レグループは今後も、東レの先端技術と韓国における東レグループの経営の総合力を融合することにより、韓国政府の産業政策である「グリーン新成長動力」の実現を後押しして韓国経済の発展に寄与し、日本と韓国両国の相互理解と友好・親善の促進に貢献して参ります。
なお、榊原社長は、これまでマレーシア国・ペナン州の「ダルジャー・スティア・パンクアン・ヌグリ勲章」(称号:ダトー)を受章しています。
(ご参考)
大韓民国の国家勲章「産業勲章」について
韓国の叙勲は、大きく4つに分かれており、@大勲章、A勲章、B褒章、C表彰があります。「大勲章」は、大統領・皇族・国家元首クラスが対象となっており、産業界では「勲章」以下が対象となります。今回、榊原社長が受章した「金塔産業勲章」は、産業人としては最高位となります。
<勲章の種類> 11の分野があり、各分野ごとに5等級に分かれる。
| (1) | 分野: | 11分野(分野の中での上位・下位概念はなく、横並び) 建国、国民、武貢、勤政、保国、修交、産業、セマウル、文化、体育、科学技術 |
| (2) | 等級: | 5等級(各分野によって異なる) 産業勲章の場合は、@金塔、A銀塔、B銅塔、C鉄塔、D石塔 |
以上


