2012年1月20日
東レ株式会社
東レ東燃機能膜合同会社の子会社化に関するお知らせ
本日、東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:
、以下「東レ」)は、、東燃化学合同会社並びに東燃化学那須合同会社(両社とも、エクソンモービルグループの東燃ゼネラル石油株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ピー・ピー・デューコム)の子会社)との持分比率50:50の合弁会社である東レ東燃機能膜合同会社(本社:栃木県那須塩原市)によるエクソンモービルグループ出資分の償還(払い戻し)によって、同社を東レの100%出資の子会社とすることを決議いたしました。
1.持分変更の理由
東レ東燃機能膜合同会社が製造・販売を行うバッテリーセパレータフィルム(BSF)は、リチウムイオン電池(LIB)の主要部品です。LIBは、携帯電話やノートブックパソコンなど様々な携帯型コミュニケーションツールに使用されており、今後もこうした電子機器の世界的普及と高性能化に伴って、引き続き成長が見込まれています。加えて、近年では電気自動車やハイブリッド電気自動車向けに採用されており、今後ますます成長することが期待されています。
一方、こうしたLIB及びBSFの顕著な市場拡大を背景に、国内外の競合各社も積極的に能力増強や技術開発を進めるなど、BSFの市場競争は厳しさを増してきており、今後も激化するものと予想されます。
東レは、2010年1月に、BSF事業で優れた実績を持つ東燃機能膜合同会社へ資本参加することにより、持分比率を50:50とするBSF事業の合弁会社、東レ東燃機能膜合同会社を設立し、エクソンモービルグループと共同で事業運営を行って参りましたが、激しく変化する市場環境の中で、同社が競争に勝ち抜いていくためには、より一層迅速な事業運営を行うことが必要であり、両社で協議の結果、東レが100%保有する子会社として運営していくことで、同社の更なる事業価値向上に努めていくことが得策であるという結論に至りました。
今後は、東レ東燃機能膜合同会社がこれまでに共同で蓄積した生産技術、人的資源、事業ノウハウを基盤として、東レのフィルム生産・開発技術とグローバル・オペレーション体制の活用を更に深化してくことにより、当該BSF事業の積極的な収益拡大と競争力強化に向けて貢献してまいります。
2.持分変更の内容
東レ東燃機能膜合同会社が東燃化学合同会社並びに東燃化学那須合同会社が保有する同社持分全ての払い戻しを行い、結果として東レが全ての持分を保有することとなります。本払い戻しの価額は536億円であります。
なお、払い戻しの時期は1月末を予定しており、新社名は、東レバッテリーセパレータフィルム合同会社(会長兼社長:戸叶 威雄)とする予定です。
<参考>当事会社の概要:
| (1) 名称 | 東燃ゼネラル石油株式会社 | 東燃化学合同会社 | 東レ東燃機能膜合同会社 |
| (2) 事業内容 | 石油製品の精製・販売、 石油化学製品の製造・販売 |
石油化学製品の製造・加工 および販売 |
合成樹脂フィルムの製造、加工 および販売 |
| (3) 設立年月日 | 1947年7月26日 | 1960年12月24日 | 2010年1月29日 |
| (4) 本社所在地 | 東京都港区港南一丁目8番15号 | 東京都港区港南一丁目8番15号 | 栃木県那須塩原市井口1190番13 |
| (5) 代表者名 | ピー・ピー・デューコム (代表取締役社長) |
ピー・ピー・デューコム (社長) |
戸叶威雄(会長)、 ラインハート・パペン(社長) |
| (6) 資本金 | 35,123百万円 | 1,000百万円 | 301百万円 |
| (7) 主な株主(社員) 及び持分比率 |
エクソンモービル有限会社: 50.02%ほか |
東燃テクノロジー合同会社:75%、 東燃ゼネラル石油:25% |
東レ株式会社:50% 東燃化学合同会社:25%、 東燃化学那須合同会社:25% |
| (8) 売上高 | 2,398,718百万円(連結) | 177,579百万円 | − |
| (9) 純資産 | 248,295百万円(連結) | 3,823百万円 | 78,850百万円 |
| (10) 総資産 | 906,846百万円(連結) | 75,814百万円 | 82,624百万円 |
※(8)〜(10)は2010年12月末時点
3.日程
| (1) 取締役会決議 | 2012年1月20日 |
| (2) 持分償還日 | 2012年1月31日(予定) |
4.今後の見通し
本件による当社の2012年3月期連結業績への影響は軽微でありますが、中長期の観点では、連結業績の向上に寄与するものと考えております。
以上


