2010年5月31日
透け防止・快適機能ファッション素材“ボディシェル ドライ”を発売
〜自信をもって「白アイテム」を着こなせる防透け性に、吸汗・速乾機能をプラス 〜

“ボディシェル ドライ”
モデル: 2010年東レ水着キャンペーンガール 鈴木ちなみ
東レ(株)はこのたび、白や淡色の洋服でもインナーの色が透けにくい「“ボディシェル”ファミリー」の新素材、“ボディシェル ドライ”を開発しました。本素材は新開発のポリエステル長繊維を採用することにより、防透け性を更に高めたことに加え、汗ばむ季節でも快適な着心地をもたらす吸汗・速乾機能を実現しました。
レディス用パンツ向けのストレッチ織物を中心に、ジャケット等のアウターや、ドレス、スカート向けのバリエーションを揃え、2011年春夏シーズン向けから販売を開始します。
販売計画は初年度5千疋(1疋=約50m)、3年後2万疋を予定しており、価格は1,500円/m〜1,800円/m(130cm〜140cm幅、アパレル入り)です。
“ボディシェル ドライ”は、当社の高度な複合紡糸技術と断面形態制御技術を融合した芯鞘複合異型断面混繊糸による、機能性ファッションテキスタイルです。
本新原糸は、芯部に防透け性能を有するセラミックス粒子を高濃度に含有し、断面形状が異なる2種類の芯鞘複合糸からなる異形断面混繊を特徴とします。原糸を構成する単繊維の芯部に配した高濃度セラミックス粒子によって、可視光線や太陽光エネルギーを遮蔽します。また、微細な凹凸を持つ特殊異形断面糸と丸断面糸とを混繊することで微細な空隙を形成させ、毛細管現象を効果的に発現させることにより、吸汗機能、並びに拡散による速乾機能を付与しました。さらに、フィラメント数の最適化によって、防透け性、遮熱性の向上も実現しました。
“ボディシェル ドライ”は、このような新原糸の機能を最大限に生かすテキスタイル設計、および高次加工技術も融合し、吸汗性、速乾性、防透け性、遮熱性の各機能を兼ね備えた機能性テキスタイルの創出に成功しました。また、防透け性能の向上によって「透けにくい」素材を従来よりも薄地化することが可能になりました。トレンドに応じて変化するパンツのシルエット、デザインに幅広く対応できるほか、パンツだけでなく、一枚仕立ての春夏向けライト・ジャケットやドレス、スカート等のアイテムでも、さわやかで快適な着心地とファッション素材に求められる高質感を同時に実現する新素材です。
「“ボディシェル”ファミリー」は、2004年春夏シーズンから、ファッション衣料用途向けの織物素材販売を本格的に開始しました。「透けにくい」という機能とストレッチ性を活かした「白い美脚パンツ」のヒット以来、ファッション性と着用快適性の両立を求める幅広い年代の女性から根強い支持を得て参りましたが、今春は淡色やマリンテイストのネイビー系トップスとのコーディネイトで、全身の印象をさわやかに引き締める細身の白いパンツが再び注目を集めています。
なお、“ボディシェル ドライ”は、6月2日、3日にスパイラルホール(東京都港区南青山)で開催する「2011年春夏 ウィメンズ&メンズ マテリアル展」において、様々なファブリケーションと二次製品のコーディネイト例をそろえてご紹介いたします。
“ボディシェル ドライ”の概要は下記の通りです。
記
| 1. | 商品名 “ボディシェル ドライ” (英文表記 BODYSHELL DRY) |
| 2. | 商品特長 (1)汗を素早く吸収、拡散して乾燥する:吸汗・速乾性 (2)白や淡色でも透けにくい:防透け性 (3)陽光エネルギーを遮蔽し、衣服内の温度上昇を防ぐ:遮熱性 |
| 3. | 技術内容 “ボディシェル ドライ”は、新開発の芯鞘複合異形断面混繊糸から構成されたテキスタイルで、新原糸の機能を最大限に生かすテキスタイル設計および高次加工技術を組み合わせることで、吸汗性・拡散による速乾性、防透け性、遮熱性の各機能を兼ね備えた機能性ファッションテキスタイルです。 新開発の芯鞘複合異形断面混繊糸は、高濃度セラミックス粒子を芯部に配し、またフィラメント設計を最適化することによって防透け性、遮熱性を向上させ、更に微細な凹凸を持つ特殊異形断面糸と丸断面糸との混繊で、毛細管現象を効果的に発現させ、吸汗機能及び拡散による速乾性を向上させました。 |
| 4. | 特許出願 関連特許含め2件出願済み |
| 5. | 販売計画 (1)販売数量 初年度:5,000疋 3年後 :20,000疋 (2)販売価格 1,500円/m〜1,800円/m(130cm〜140cm幅、アパレル入り価格) (3)展開用途 婦人衣料用途(コート、ジャケット、ドレス、スカート等) |
以上


