2008年2月12日
東レグループのニット関係会社の統合について
東レ(株)(本社:東京都中央区、社長:榊原 定征、以下「東レ」)は、このたび、東レ・テキスタイル(株)と井波テキスタイル(株)、およびマツモト・テキスタイル(株)のニット国内関係会社3社を、本年4月1日付で東レ・テキスタイル(株)を存続会社として合併、統合することを決定しました。
国内テキスタイル消費量の減少と製品輸入量の増加から、ニット業界を取り巻く環境は厳しい状況が続いており、合繊メーカーや産地商社からの生産発注量が減少傾向にあるなど、委託生産体質からの脱却が課題となっています。今回の統合は、グループ国内ニット事業の抜本的な体質強化と事業シナジー効果の取り込みによる事業基盤強化を図るために実施するものです。
新会社は、丸編、トリコット、ラッセルの各事業に加えて糸加工事業を有することから、ニット事業の総合展開が可能となります。商品バリエーションの拡大により、これまで各社が個別に対応してきた各用途・顧客向けに、従来にもまして多面的な取り組みを強化していきます。また、商品開発機能の集中化と重点化を進めることで、新商品開発のスピードアップと効率化を進めていきます。ニット生地の横展開に加え、トリコット、ラッセル用の加工糸開発を進めることで、東レの原糸/加工糸/生地までの垂直的な連携を強化します。これらの統合シナジー効果により、委託生産機能の拡大に加え、自販力の強化を図ります。
東レは、2006年10月から推進している中期経営課題“プロジェクトInnovation TORAY 2010(IT2010)”において、「国内関係会社の統合・再編」を重点課題の一つとして掲げています。今回の統合はその一環として行うもので、経営の効率化と事業拡大のためのインフラ整備を進め、当社テキスタイル事業との密接な連携をとりながら、東レグループ国内ニット事業の基盤強化を図ります。
ご参考
各社概要 (2008年2月現在)
- 東レ・テキスタイル株式会社
(1) 事業内容 : 合成繊維特品加工糸、丸編生地、染糸の生産・販売 (2) 設立 : 1973年(昭和48年)1月 (3) 本社 : 愛知県稲沢市平和町上三宅1-1 (4) 資本金 : 100百万円 (東レ(株)100%出資) (5) 社長 : 早瀬 雅秋 (統合新会社の社長は未定) - 井波テキスタイル株式会社
(1) 事業内容 : 経編(トリコット)生地の生産・販売 (2) 設立 : 1976年(昭和51年)4月 (3) 本社 : 富山県南砺市井波700 (4) 資本金 : 100百万円 (東レ(株)100%出資) (5) 社長 : 戸田 和宏 - マツモト・テキスタイル株式会社
(1) 事業内容 : ストレッチニット(ラッセル)生地の生産・販売 (2) 設立 : 1975年(昭和50年)8月 (3) 本社 : 大阪市西区靱本町1-8-2 (4) 資本金 : 50百万円 (東レ(株)100%出資) (5) 社長 : 猪之奥 健治
以上
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