健康・福祉社会ウェアラブル素材で、
健康で安全な暮らしをサポート

2014年に東レ(株)と日本電信電話(株)は、着るだけで生体情報が取得できる機能繊維素材「hitoe®」を開発しました。
「hitoe®」は、電気を通す高分子化合物を、ナノファイバーニットに含浸させた高い導電性をもつ生地で、私たちが体から発している微弱な電気信号を収集することができます。
また、「hitoe®」を利用したウェアは、快適性を実現し、長時間かつ運動時でも生体情報を測定し続けることができます。この特徴を生かして「スポーツ」「作業者安全管理」「医療」「介護」など、さまざまな分野での活用が期待されています。
2017年2月からは、学校法人藤田学園 藤田保健衛生大学、日本電信電話(株)、(株)NTTドコモと「リハビリ患者モニタリングシステム」の有効性を検証する共同実験を開始しました。このシステムでは、患者の心拍数や活動量、位置情報などを24時間モニタリングし、リハビリテーション分野における定量的データ収集手段として「hitoe®」の有効性と可能性を探ります。
今後は有効性の確認、検証ののちに、「hitoe®」を活用したサービス化を目指します。

VOICE関係者の声

心拍データを高い精度で検知する素材技術開発に期待

リハビリテーション分野では、患者様の負担や効果をモニタリングするのに、心拍の計測が非常に重要です。貴社が開発したウェアによって、従来より簡単に心拍や活動量を持続的に計測することができるようになりました。「hitoe®」が実現する運動中の心拍測定は起立・歩行訓練などの、リハビリテーションにおける幅広い応用を可能にします。今後、さらに安全性や効率性を高め、リハビリの質の向上に貢献することを期待しています。

向野 雅彦 様

藤田保健衛生大学
医学部リハビリテーション医学I講座 講師
向野 雅彦 様