省エネおよび地球温暖化対策

マテリアリティ

地球温暖化対策への取り組み

東レグループは持続可能な低炭素社会の実現に向け、早くから温室効果ガス(GHG)削減に取り組んでいます。2016年度からは「第5次環境中期計画」を新たに策定し、プロセス改善による省エネルギー推進およびガスコジェネレーション設備の導入などを計画的に実施しています。

東レ(株)の省エネ活動

東レ(株)はエネルギー原単位年率2%低減を努力目標として省エネ活動に精力的に取り組んでいます。 2016年度は、エネルギー使用量が前年度比3.9%減少し、エネルギー原単位は、生産増による効率向上に加えて、各工場の地道な省エネ活動・社内専門家による省エネ診断などを推進した結果、前年度比4.1%改善(基準年度比17.3%改善)しました。

エネルギー使用量および同原単位指数(東レ(株))

エネルギー使用量および同原単位指数(東レ(株))

「省エネ診断」の推進

東レグループでは、省エネ活動の一環として省エネチームを編成し、毎年、東レ(株)・国内・海外関係会社の工場で「省エネ診断」を実施しています。2016年度は東レ(株)5工場、国内関係会社6工場、海外関係会社1工場で実施し、その省エネ効果で温室効果ガス約18,000トン-CO2/年を削減しました。

東レ(株)の地球温暖化対策

GHG排出量の削減率
(東レ(株))

対象範囲: 東レ(株)

2016年度目標
1990年度比15%削減継続

実績
21%

東レ(株)は、GHG排出量削減目標として「2020年度まで1990年度比15%削減を継続達成」を掲げ、計画的な削減対策を実施しています。
2016年度のCO2排出量は、前年度比で10.3万トン減少、GHG排出量は前年度比5.2%減の201万トンとなり、1990年度比では21%削減し、目標を達成しました。
今後、事業拡大による増産が見込まれますが、2020年度までの新たな削減目標の達成に向け、削減対策を確実に実行していきます。

GHG排出量の推移(東レ(株))

GHG排出量の推移(東レ(株))

  1. ※ 2016年度の東レ(株)GHG排出量については、LRQA(ロイド レジスタークオリティ アシュアランス リミテッド)社による第三者保証を取得しました。

ガスコジェネレーション設備および小水力発電機の導入

東レグループでは、計画的に天然ガスへの燃料転換および省エネ目的でコジェネレーション設備を導入しており、2015年度には、東レ(株)三島工場にてコジェネレーション設備の運転を開始しました。
また、再生可能エネルギーの有効活用として、東レ(株)名古屋事業場に工業用水の受入圧力を利用する小水力発電機を設置し、2016年度より運転を開始しました。

  • 東レ(株)三島工場のコジェネレーション設備東レ(株)三島工場のコジェネレーション設備
  • 東レ(株)名古屋事業場の小水力発電機東レ(株)名古屋事業場の小水力発電機

太陽光・水力発電設備の設置

東レ(株)では、工場内の遊休地や建物屋根に自然エネルギーを利用した発電設備を設置しています。2016年度は、東レ(株)名古屋事業場で小水力発電設備を設置しました。2017年度は、東レ(株)瀬田工場内の遊休地に太陽光発電設備を設置します。

東レグループ(国内)の取り組みとGHG排出量

東レグループ(国内)では、「GHG排出量原単位(売上高)を2020年度までに1990年度比15%低減すること」を目標に、地球温暖化防止に取り組んでいます。
東レグループ(国内)のGHG排出量は2016年度には前年対比4.7%減少しました。GHG排出量原単位(売上高)は前年比4.3ポイント改善し、基準年度比では20.3%低減しました。

GHG排出量およびGHG売上高原単位の推移(東レグループ国内)

GHG排出量およびGHG売上高原単位の推移(東レグループ国内)

東レグループのGHG排出量

2016年度の東レグループ全体のGHG排出量は、前年度比2.0%増の561万トン-CO2でした。
今後は、東レグループ全製造会社・工場で「エネルギー原単位年率2%低減」に取り組み、グループ全体でGHG排出量削減に努めていきます。

GHG排出量の推移(東レグループ)

GHG排出量の推移(東レグループ)

オゾン層保護への取り組み

東レ(株)は、1994年に製造工程での特定フロンの使用を全廃し、併せて冷凍機補充用フロンの購入も全廃しました。今後、特定フロン使用の冷凍機については、2019年度までに更新を完了させる予定です。